【カンボジアニュース】第16回 ①タクシー運転手殺害の日本人、初公判行われる ②子供向けNGO団体、創設者の性的虐待と拷問を非難

2019/09/14
01:04

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海外風俗好きの諸兄方、どうもプノンペン夜遊び案内人ジョーです

『ジョーさんのカンボジアニュースを斬る』のお時間です
司会は私、いつ見ても政孝とコーマンがクサーミンです

このニュースはカンボジアで起きたニュースを
プノンペン夜遊び案内人ジョーさんが独自の視点で
ニュースを斬り込む新感覚ニュース評論記事です

それではトップニュースです

①タクシー運転手殺害の日本人、初公判行われる
9日、シェムリアップ州裁判所は、日本人がシェムリアップでタクシー運転手を刃物で殺害した事件の初公判を行なった。
今年3月、裁判所はタクシー運転手のHoem Chanさん（41）を計画的に殺害した罪で石田礼門被告（24）と中茎竜二被告（24）を起訴した。
3月17日、両被告はPuok地区で被害者をナイフで殺害し、タクシーで現場から逃走した後、逮捕されたという。被告らは車両を奪い逃走した後すぐに衝突事故を起こし、逮捕された。
3月、捜査を行ったシェムリアップ警察のPhoeung Chendareth署長は、両被告が3月12日にタイに到着し、4日間滞在した後、3月16日に国境を越えてシェムリアップに向かったと述べた。
同署長は、3月17日に両被告は盗むことを目的にSUV車を探していた所、被害者のChanさんを見つけ、30ドルで雇い、アンコールワットやその他の観光地を訪問させたと語った。
午後5時頃に両被告は被害者にPuok地区の市場に連れて行くよう頼み、人影のない場所で停車するように頼んだという。

その後、車両を盗もうとした両被告が運転手のChanさんに摑みかかり、中栗被告が被害者の喉を切り裂いて殺害したと同署長は述べた。
同署長は、両被告は道路に遺体を投げ捨て、盗んだ車両で逃走したと続けた。
殺人現場を目撃した通りすがりのバイク運転手が警察に通報して事件が発覚したという。
石田被告はシェムリアップ市に向けて車を走らせたが、約300メートル進んだところで車両の制御を失い、トラックに衝突したと同署長は話した。
通報を受けて現場に向かっていたバイク警察官が、事故車両から徒歩で逃げている両被告を見つけて捕まえたと同署長は付け加えた。
9日、中栗被告は車を盗もうとして犠牲者を殺害したと法廷で述べた。
「自分のために車が欲しかったので犯行に及んだ。被害者を殺すつもりはなかったが、誤って力を入れてしまった」と中栗被告は話した。
中栗被告は石田被告の殺害への関与は否定している。
中栗被告は日本で借金を抱えており、借金返済のために仕事を見つけようとカンボジアに来たと続けた。
Puok地区にいた時、両被告が被害者に対してトイレに行きたいので車を止めるように頼んだと同被告は続けた。
「バッグからナイフを取り出し、犠牲者の首にナイフを突きつけ、車を渡すように言った」と同被告は法廷に語った。
9日、石田被告は中栗被告が犯行に及んでいる間、自身は車の外にいたと法廷で語った。
石田被告は被害者から車を盗むことを計画していた認めている。
「犯罪であるとはわかっていたが、お金が欲しかった」と石田被告は法廷で語った。
石田被告は日本では運輸会社の運転手として働いていたが旅行のために仕事を辞め、中栗被告と一緒にカンボジアに来たと述べた。
9日、中央検察官のChuon Sok Panha氏は、両被告は、タクシー強盗について事前に話し合いをしており、中栗被告が犯行前からバッグにナイフを持っていたため、計画的にタクシー運転手の殺害を計画していたと法廷で語った。
「これは計画的な殺人であり、裁判官には計画的殺人の容疑で被告に刑を宣告して欲しい」と同氏は法廷で求めた。
9日、両被告の弁護士であるTheng Chamroeun氏は、中栗被告の証言に基づいて被害者を殺害つもりはなかったと述べている。
「被害者を殺すつもりはなかったので、両被告対する告発を計画的殺人から意図的でない殺人に変更して欲しい」と同氏は法廷で弁護した。
9日、裁判に傍聴していた被害者の妻のSok Chanroeunさんは、法に基づいて被告に刑を与え家族に正義を示して欲しいと裁判所に要求したと語った。
「両被告に10万ドル（約1080万円）の慰謝料を要求する。両被告は犯行前に計画について話し合っていたので、夫を強盗して殺すつもりだったと考えている」とChanroeunさんは語った。
9日、Um Chanthol裁判官は聴聞会は終了し、判決確定の日付が確定されると述べた。

何の落ち度もなかった
カンボジア人ドライバーを殺害した
二人の被告に弁解の余地はなく

カンボジアの刑法に則り裁かれるのですが
まずカンボジアには死刑がありません
また殺人で裁かれても約7年くらいで出所する
ケースも多くあります

日本のネットニュースでは厳罰を望む声が多くありますが
日本的な厳罰は難しいと思います
ただカンボジアの刑務所生活を一般の日本人が
耐え得る生活かと言うとそうではないです

一般的な村や都市の生活ですら
普通の日本人が難儀を感じるケースもありますから
刑務所などは尚の事です

今後もこの事件の経過はニュースで出てき次第
随時報告しようと思います

また遺族には日本から多くのお見舞金が贈られてる
との情報を現地で耳にします
今後も日本からの支援を得られるように
現地の日本人として情報発信を介して送っていきたいと思います

またジョーさんのブログやTwitter等でも多少影響力が出てきましたので
今後このような事件が起きた場合はジョーさんも支援できる体制を整えたいと思います
その時はご協力をお願い申し上げます

次のニュースです

子供向けNGO団体、創設者の性的虐待と拷問を非難

９月11日、子供向けNGO団体であるSovann Komarは、創設者で元業務執行取締役のArun Sothea氏が子供を性的暴行し、食事を与えないなどの虐待を行ったという証拠を発見したと主張した。
同氏は8月に元治安部長であるNou Savath氏と他の約12人の職員とともに同NGO団体を解雇されたという。
金銭的詐欺、組織資金の悪用、汚職、信頼の侵害、身体的虐待、虐待的な環境構築、子どもの安全と福祉の侵害、過失、業務の怠慢、縁故主義、および弾圧が原因で解雇された。
Sovann Komar氏は、11日に発行されたプレスリリースで、NGO在籍中にSothea氏が子供を物理的に虐待し重大な危険にさらしていると述べた。
「常軌を逸した体罰を行っており、ある子供は、Sothea氏が村の監視員に食事を与える許可を出すまで1週間以上飢え状態を強いられた」とプレスリリースには記載されている。
Sothea氏の恋人と村の職員は、数日間にわたって敷地内のオフィスに拘留されている子供に幽霊の話や悪意のあるトリックで怖がらせて心理的に子供を拷問したとプレスリリースには記載されている。
子供はオフィスから逃げ出し、家屋の無い中で外をさまよったという。
「子供は、Sothea氏が資金を悪用し、村のスタッフと多くの不適切な性的関係を持っている事例を発見していたため、Sothea氏は、子供が精神障害に苦しんでいることを示す計画を立てた」とプレスリリースには記載されている。
同NGOは、2人の子供がお湯でやけどを負い、タンスに閉じ込められ、村のホステルで監視員に殴打された事例も明らかにしたと述べた。
10代の少女も村の職員から性的暴行を受けていたが、Sothea氏は対策を講じることを拒否したと付け加えた。
「この証拠は、Sovann Komar LLCを管理するアメリカの慈善団体であるGolden Children Incから委託された子供の村における活動レビュー中に明らかになった」と声明は述べている。
また、Sovann Komar LLCの子供たちの村の経営陣は子供たちに身体的および性的虐待を与える環境を作り出し、容認していた事についても調査中であると述べた。
11日、Sovann Komarの広報担当であるMen Makara氏は、同NGO団体がSothea氏に対して法的措置を講じる準備をしていると語った。
「法務部は訴訟準備を進めている。Sothea氏の管理下にある子供たちを殴打、飢え、拘留し、犠牲者の1人を精神疾患であると非難したという証拠を明らかにした。」
同NGO団体がまだ事件を調査していることも強調した。
11日、Sothea氏は申し立てを否定し、自身の無実を主張した。
「私が子供を飢えさせたり拘束したと言っているが、それは真実ではない。子どもに暴力を振るったことも無い」と同氏は語る。
「子供たちの面倒を見る監視員がいる中で指摘されている犯罪を犯す事はできない。十分な証拠がある場合、訴訟を起こす権利はあるが、私も異議を申し立てるつもりだ」
「私は子供たちに何もしていないので心配していない」と同氏は付け加えた。

まさに鬼畜、こういう人間も人殺しと同等の厳罰を
ジョーさんは望みます

支援金を善人と装って募り、着服し
さらに子供には拷問や性的暴行を加える人間が
悲しくもこの世にはいます

全部が全部そういう人ではないのは間違いないですが
そういう人間がいて、人の善意がそういう人間を
手助けしてしまってる結果になる事もある事を
皆さんにも知って頂ければ幸いです

この様な痛ましい出来事がこの世から無くなる事を
ジョーさんは心から願っております

以上、ジョーさんのカンボジアニュースを斬るでした
ニュースに関するご意見ご感想を募ってます
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語り合いましょう、ジョーさんも参戦しますよ

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